「さくらのVPS」でLAMP環境などを構築する場合には、さくらのVPSコントロールパネルにある「リモートコンソール」を使うのもいいのですが、やはりSSHによる接続を利用したターミナルソフトがあるととても便利です。リモートコンソールのもっさり感もなく、すごくテキパキと作業が進みます。
- Tera Termのインストール
- ログイン
- 日本語文字化け対策
- テンキー使いたい設定
1.Tera Termのインストール
以下からダウンロードしてインストールするだけです。
窓の杜「Tera Term」
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/remote/utf8teraterm.html
インストールするときには、無駄な機能を省いて「カスタムインストール」をしたくなるところですが、Tera Term本体だけだとSSH接続ができないので、おとなしく「標準インストール」しましょう。
2.ログイン
「新しい接続」画面
ホスト:ログインしたいサーバーのIPアドレス
TCPポート:22 (セキュリティー対策で変更している人は設定済みのポート番号)
「SSH認証」画面
ログインID;ユーザー名
パスワード;パスワード
3.日本語文字化け対策
初期設定だと日本語の入った文章を貼り付け(ペースト)すると文字化けしてしまいます。
文字コードを変更しましょう。
「設定」→「端末」画面より
漢字(受信):EUCに変更
漢字(送信):EUCに変更
4.テンキーを使いたい設定
Tera Termはそのままだとテンキーからの入力時に数字ではなく変な文字が挿入されます。テンキーからの数字入力をするには、Tera Termをインストールしたフォルダの中にある「KEYBOARD.CNF」を編集します。
「Program Files/teraterm/KEYBOARD.CNF」の以下の項目をすべてoffに変更します。
[VT numeric keypad] Num0=off Num1=off Num2=off Num3=off Num4=off Num5=off Num6=off Num7=off Num8=off Num9=off NumMinus=off NumComma=off NumPeriod=off NumEnter=off PF1=off PF2=off PF3=off PF4=off