たったひとつのphpファイルをサーバーにアップロードするだけで使えるメールフォームプログラムの紹介です。
機能はそれほど多くはないのですが、自分で用意したコーディング済みのフォームをきちんと動作させたい場合などに便利です。
- デモ
- 設置方法
- オプション
1.デモ
プログラム配布サイトのデモページです。
デモページ
2.設置方法
準備
- 「input」タグや「textarea」タグなどを用いたフォームを用意してください。
- フォーム送信後に表示される「thanks.html」を用意してください。
- レンタルサーバーを契約し、サイトをアップロードしておいてください。(メールフォームプログラムはサーバー上でしか動作しません)
手順1 メールフォームプログラムのダウンロード
プログラム配布サイトより、「UTF-8版」のプログラムをダウンロードしてください。
手順2 「mail.php」の配置
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、サイトフォルダ内の「お問い合わせ.htmlファイルと同じ階層」に「mail.php」を配置してください。
手順3 設定の変更
「mail.php」ファイルをエディタで開き、以下の箇所を編集してください。
33行目 サイトアドレス
$site_top = "ここにサイトアドレスを入力する";
36行目 管理者メールアドレス
$to = "ここに管理者のメールアドレスを入力する";
41行目 管理者向け自動通知メールの送信元アドレス
$from = "好きな文字列@レンタルサーバーのドメイン";
71行目 管理者に送信されるメールのタイトル
$subject = "わかりやすいタイトル";
74行目 確認画面のON/OFF (OFFにします)
$confirmDsp = 0;
79行目 自分で用意したthanks.htmlを使うかどうか
$jumpPage = 1;
82行目 thanks.htmlのアドレス
$thanksPage = "thanks.html";
160行目 管理者向け自動通知メールの送信元変更オプション
$use_envelope = 1;
手順4 フォームの編集
コーディング済みのフォームとプログラムを関連付けます。
formタグ
form開始タグにmethod属性とaction属性を記述してください。
<form method="post" action="mail.php">
各inputタグ
各inputタグやtextareaタグにname属性が入っていることを確認してください。
手順5 ファイルのアップロード
「(お問い合わせ).html」「thanks.html」「mail.php」をアップロードしてください。
これでフォームを送信すると管理者メールアドレス宛にフォームの内容が送信されます。
3.オプション
mail.phpファイルにはその他にもたくさんのオプションがあるのですが、すべてのオプションに説明コメントが付いていますので、適宜設定すると良いかと思います。
個人的には、「自動返信メール」はスパム送信に使われる可能性があるので、オフのままで運用すると無難なのかと思います。